色彩検定優秀賞
2021年度色彩検定優秀賞の賞状とカップが届きました。
実際にいただいてみると、この賞状はとても大きくて、カップは重量感があります。これは私自身が子供の頃にもらったことのある（いや、そんなにもらったことないけど）モノや、実際見たことがある賞状やカップに比べても、大きくて、賞の重みを、これらで毎回、感じさせていただき、身の引き締まる思いです。
3年連続受賞
初めて受賞した3年前。その年は、実は、色とカタチのカラースクールが登録準団体として、初めて色彩検定対策講座を開催した年でした。それは登録せざるを得ない理由がたまたまあったからでした。（準団体になる以前も、検定対策はずっと行っておりました）
つまり、そもそも、受賞を狙っていたわけでは全くなく、というより、実は、恥ずかしながら、スクールオーナーであり、講師である私は、そんな賞があることすら、その時までよく知らなかったのでした。ですから、最初、色彩検定協会より受賞のお手紙をいただいたときも、その重大性を全くもって分かっておらず、「ふーん。優秀賞受賞したんだ。」くらいの感覚で、実のところ、大きな声では言えませんが、受賞した優秀賞を参加賞くらいなものと捉えており、その重みを分かっていなかったという、、。（色彩検定協会様ごめんなさい）
どこでその重みを実感したかというと、この大きなカップと賞状を頂いたとき、そしてその後、色彩ジャーナルにスクールの写真と受賞の感想が掲載されたときに、『え！これだけの学校しか受賞できない賞なんだ』と、実は、大きな賞をいただいてしまったのかもしれない。と、驚いたのでした。民間のスクールはその年の優秀賞は弊スクールのみか、もう1校あったのかな。それくらいでした。
そんなわけですから、弊スクールの色彩検定対策講座は、ただ、受講生の皆さんの頑張りを全力で応援したい！皆さんの合格の笑顔が見たい！というその気持ちだけで行われてきた、アツい講師の一スクールだったのでした。はい。アツさだけは、おそらくどこにも負けていないことを、多くの過去の受講生の皆さんはご納得されると思います。
講座の日に限らず、いつ質問されても、必ず返す。分かるまで説明する。逆に質問してこないと、本当に理解できているのか、こっちから確認される。一人も取り残さない。これは、頑張ってそうしてるわけじゃなく、当たり前だと思って、普通にやってきたことです。
色彩検定は、高校受験や大学受験とは違います。社会人の皆さんなら、自分の生活の中の時間を削って勉強しなければならず、学生さんなら、他の授業も抱えながら挑戦する勉強です。『色彩』という、新たな、知らない世界に飛び込んで来られた皆さんは、ある意味孤独です。その皆さんが、路頭に迷わないように、遠回りしなくて済むように、道を照らし、導くのが、講師ですから、授業がもし分かりにくいなら、それはこちらの責任。受講生さんにやる気が出ないようなら、それは講師の授業が色の楽しさを伝えられていないからに他ならないと思っています。私自身が誰よりも、色を面白いと思っており、楽しいものだと知っているのだから、その楽しさを伝えられないのであれば、ただ趣味で色をやっていれば良いのであり、指導者とは言えません。
というのを、モットーというよりは、当たり前だと思ってやってきましたが、
しかし、それから3年間。連続で受賞という栄誉をいただいて思うことがあります。
3年連続、は1年目がなければできないことでした。
そして、何より、毎年毎年、色彩検定に挑戦したい、このスクールで学びたい、と門を叩いてくださる受講生さんがいらっしゃらなければ達成できない快挙でした。
石の上にも三年。と言いますが、黙々と積み重ねてきたことを誇りに思い、そこに期待してご受講くださる全国の色彩検定受験者の皆さんに感謝し、これからも、初心を忘れず、講師の私自身がやはり色を楽しんで、それをお伝えすることに、変わらず努めてまいりたいと思います。
最後に
この色彩検定対策講座は、講師は現在代表である私が一人で行っておりますが、創業間もない時期の生徒でもあり、10年以上一緒に仕事してくれている、優秀な事務スタッフの多大なるアシストと、対策講座を開始した当初、講師としてお力を貸してくださった（現在はご体調で講師はされていませんが資料のアシストをしてくださっています）真摯で誠実で一生懸命な講師の先生のおかげで、システマティックで漏れの無いカリキュラムが出来上がっています。
そして、このスクールを見つけてくださり、受講してくださった多くの受講生さんと、長きにわたり、関わってくださっている過去の受講生の皆様のおかげで、成り立っており、2021年も受賞の栄誉をいただくことができたと思っています。
これらのご縁に心から感謝し、これからも、検定に挑戦される皆様に向けて、ただの合格じゃなく、取った資格を活かせる資格にできる授業をお届けしていきたいと思います。